2018年ワールドカップに向けたアジア最終予選で、アウェイでのUAE戦に0-2と勝利した日本代表。

このゲームで長谷部誠の代役として先発に抜擢されたのが、34歳のMF今野泰幸だった。

約2年ぶりの招集ながら、すぐさまチームにフィットし中盤に安定感をもたらした今野。

ハリルホジッチ監督が重要視した「経験値」をピッチ上で示し、さらには試合を決定づける2点目まで奪って見せた。今回の招集は長谷部の負傷が大きく影響したはずだが、この活躍が続けば2018年のワールドカップに向けた代表メンバー候補にも挙がってくるだろう。

さて、そんな今野はこの日のUAE戦が日本代表での通算88試合目。これは歴代10位の数字であり、あと1試合に出場すれば三浦知良が保持する89試合出場に並ぶ。

また、今野のゴール数はこれで「3」となった。どちらかと言えば守備的な選手であるためゴール数が少ないのは当然なのだが、その全3ゴールの内訳を見てみると…

▼1点目

2011年11月11日(金)
2014年ワールドカップ アジア3次予選
タジキスタン 0 - 4 日本(今野のゴールは先制点)

▼2点目
2014年11月18日(火)
国際親善試合
日本 2 - 1 オーストラリア(今野のゴールは先制点)

▼3点目
2017年3月23日(木)
2018年ワールドカップ アジア3次予選
UAE 0 - 2 日本(今野のゴールは2点目)

2005年から日本代表でプレーする今野だが、意外にもゴールは全て近年のもの。

また少し強引ではあるが、2011年から3年周期で得点していることが分かる。ということは、次回のゴールは2020年…ひょっとしてオーバーエイジとして出場する東京五輪だったりするのか?!(今野は37歳を迎える)

ゴール数こそ「3」と多くはないが、決めるべきところでしっかりと結果を残している今野。3年後とは言わず、28日に行われるタイ戦でも存分に暴れてほしいものだ。

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