2016-17シーズンも終盤となり、各国のリーグがクライマックスを迎えている。
プレミアリーグでのチェルシーなど既に優勝を決めたクラブもあり、大きな話題になっている。
そして、全世界で更なる話題を巻き起こしたのがルーマニアだ!
レギュラーシーズンを勝点51と首位で終えたヴィートルル・コンスタンツァ。その後行われているチャンピオンシップラウンドにおいても好調を続けた。
そして13日に行われた最終節でCFRクルージュを1-0と破り、追いすがるFCSB(旧ステアウア)をレギュラーシーズンでの勝点で上回った!その結果…
2009年に設立されてから初めてとなる初優勝を達成!
創設者、そして現在のオーナー兼監督でもあるゲオルゲ・ハジにとって、待ちに待ったタイトルであった。
アカデミーらしく全員をルーマニア出身の選手で構築しており、実質的に「血統主義」のクラブが優勝したという点でも非常に歴史的。
さらに現在のこのクラブの平均年齢は22.2歳!日本で言えば大学生のような年代で形成されているのである。そんなクラブが来季はCL予選に出場するということで、またも注目を集めそうだ。