24日に行われたU-20ワールドカップのウルグアイ戦で、左膝前十字靭帯断裂および半月板損傷という重傷を負ったU-20日本代表の小川航基。

27日のイタリア戦はベンチからチームメイトの奮闘を見守ったが、間もなくチームを離脱し帰国の途につく。

そんな小川が28日午前、怪我以来初めて自身のSNSを更新。その心境を明かした。

「左膝前十字靭帯断裂、半月板損傷でチームから離脱することになりました。

ここで離脱というのは本当に本当に悔しいです。人生をかけたすごく大きな大会でした。

しかし僕はもう切り替えました!!僕はたくさんの人に支えられてサッカーをしているんだなと感じます。ここを乗り越えてレベルアップして必ずまた代表という舞台に帰ってきたいと思います!

そして東京オリンピックで絶対活躍します!!!リハビリ頑張ります!サッカー大好きです。

あとU20のみんな、本当に感謝してます。自分のために朝早く起きてお見送りしてくれてありがとうございます。 一人一人握手したとき、本当は泣きそうでした。決勝トーナメント頑張れ!応援してます!」

エースとして臨んだ大会で、サッカー人生にも影響を及ぼしかねない大怪我を負った小川。大会途中に離脱することに無念の気持ちを滲ませたが、一方で「もう切り替えた」と強調、この苦難を乗り越えて復活し、2020年の東京五輪で活躍することを強く誓った。

そして「サッカーが大好き」だと語り、チームメイトへの感謝と決勝トーナメントに向けてエールを送っている。

もちろんこの短期間でそう簡単に割り切れるものではないはず。その悔しさをぐっと押し込め、前を向こうとする姿には胸が熱くなる思いだが、われわれはその言葉を信じ、再び日の丸を背負う彼の姿を心待ちにしたい。

がんばれ、小川!

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