昨日発表されたドルトムントの監督人事。
トーマス・トゥヘルの後任に選ばれたのは、アヤックスをEL準優勝に導いたピーター・ボスだった。
Schön, dass Du da bist, Peter Bosz! //
Glad you're here, Peter Bosz! #welkombosz #bvb #bvblive pic.twitter.com/iI3aCY156O
— Borussia Dortmund (@BVB) 2017年6月6日
そんなボスは1963年生まれの53歳で、現役時代にはオランダ代表MFとして活躍。クラブチームではフィテッセやフェイエノールトの他、ジェフユナイテッド市原・千葉でもプレーした経験を持つ。
ボスがジェフに在籍したのは1996年、1997年、1999年。結果的に1999年にジェフで引退するのだが、3シーズンにわたって計40試合以上に出場した。
ボスが日本でプレーしていたのは15年以上前の話であるが、当時のチームメイトには今でも第一線で活躍する選手がいる。それが浦和レッズMF阿部勇樹である。
1998年、ジェフでプロデビューを飾った阿部(写真は2003年のもの)。
背番号「29」をつけて迎えたプロ2年目はJ1で30試合に出場するなど主力としてシーズンを戦ったのだが、この時にボスとともにプレーしている。
加入当時ボスは36歳で、阿部は17歳。両者は年齢が大きく離れているが、何度も同じピッチに立っている。
ドルトムントはこの夏来日予定であり、プレシーズンマッチで対戦するのがこの浦和レッズだ。ボスの在籍は2ndステージからということで阿部とは4ヵ月ほどしかプレーしていない計算になるが、両者の間にどんなやり取りがあるのか注目だ。
なお、1999年当時の千葉には北海道コンサドーレ札幌で社長を務める野々村芳和氏や元日本代表FW武田修宏らがいる。