『Evening Standard』は14日、「チェルシーからリヴァプールにフリーで移籍したドミニク・ソランケの手数料が大きなものになっている」と報じた。
チェルシーの下部組織で育成され、将来を嘱望されてきたタレントであるドミニク・ソランケ。
しかしトップチームでの出番が得られる見込みがないことから、契約を更新しないことを決め、今夏リヴァプールにフリーで加入することになった。
若い選手であることからフリー移籍でも手数料が発生するため、当初リヴァプールは300万ポンド(およそ4.1億円)を支払う準備を行っており、それで交渉は合意に至ると考えられていた。
だが、その状況が変わるキッカケとなったのはU-20ワールドカップ。
そこで大活躍を見せてイングランドを優勝に導いたソランケには、大会最優秀選手賞が与えられている。
それによって評価が高まったことから、チェルシーは1000万ポンド(およそ13.8億円)以上を要求するようになっているとのことだ。
なお、リヴァプールがその支払いに合意しない場合は、プロサッカー選手協会の委員会が選手の真の価値を判断することになる。