『Gazzetta dello Sport』は28日、「ローマのジェームズ・パロッタ会長は、ミランの動きを批判した」と報じた。
今季ファイナンシャル・フェアプレー制度の制裁を避けるためにパレデス、リューディガーらを放出することを余儀なくされたローマ。
その一方ライバルのミランはドンドンと補強を続けており、投資額は2億1000万ユーロ(およそ271.2億円)に達した。中国の新しい経営陣は意欲的な動きを見せている。
パロッタ会長は『Sirius XM FC』に対して以下のように話し、止めないUEFAとミランの動きはおかしいと強烈批判した。
ジェームズ・パロッタ
「UEFAは、ファイナンシャル・フェアプレー制度が完全にクソであることを我々に見せてくれているね。
我々は、以前の経営陣が作ってきた物事を変えた象徴のような存在になるべきだ。
ACミランを見てみればいい。私はあそこで何が起こっているのかわからんよ。全くわからん。
とんでもない額を使っている。あのチームを買った時、彼らはお金を持っていなかったんだよ。3億ユーロ(およそ387.5億円)を借りたんだ。私はロンドンで聞いた。しかもかなり高い利息でね。
彼らは金を使っている。あるいは、少なくともかなりの支払いの約束を行っている。ある時点で支払いを行う必要が出てくる。
チャンピオンズリーグの出場について話しているようだが、それだけでは十分ではないよ。
人件費と収入が同程度であるように見える。もはや何が起こっているのかわからないね。セリエAでも彼らだけだ。頭がオカシイね。
おそらく、彼らは何らかのグランドデザインを持っているんだろう。いつか分かるのかもしれない。ただ、他のチームは合理的にやっているのだ。
もし誰かがミランについて説明できるなら、是非して欲しい。私はわからん」