高校生年代のクラブユースチームNo.1を決める夏の祭典、日本クラブユースサッカー選手権U-18。
第41回目となる今年は浦和レッズユースとFC東京U-18が決勝に進み、2日(水)、味の素フィールド西が丘で激突した。
試合は0-2でFC東京が勝利。前半を0-0で折り返し79分まで膠着状態が続いたのだが、均衡を破ったのはやはりあの男だった(02:59から)。
79分、左サイドを駆け上がった荒川滉貴が小林幹へとパス。
すると小林はペナルティエリアの付近で相手を引きつけ背後のスペースにパスを通し、最後は久保がコースのない所から左足を豪快に振り抜いた!
角度のない位置からニアサイドを狙った久保。シュートコースは僅かしかなかったはずだが、あまりのスピードにGK河畑光は止めることができなかった。
結局試合は83分にも小林幹がPKを沈め、FC東京U-18が0-2で勝利。見事連覇を達成し、久保は昨年に続きチームの優勝に貢献した。
なお、6ゴールをあげた原大智(FC東京U-18)と池田匠吾(ガンバ大阪ユース)がそれぞれ得点王に輝いている。