先週末に開幕したブンデスリーガ。
ワールドカップ予選で日本と対戦するオーストラリアにとっては、弾みをつける要素があった。
ヘルタ・ベルリンに所属するFWマシュー・レッキーが、見事なゴールをあげたのだ(00:54から)。
0-0で迎えた46分、ミッチェル・ヴァイザーのスローインをヴェダド・イビシェヴィッチが落とし、裏に抜け出したレッキー。すると深い位置で華麗に切り返し対峙していたアイウトンをかわすと、ファーサイドにシュートを決めた。
レッキーは1991年2月4日生まれの26歳。
この夏インゴルシュタットからヘルタ・ベルリンへと加入し、原口元気とポジションを争うライバルでもある。
直線的なスピードがあり、一人で突破出来る突出した個人能力と、果敢に仕掛ける気持ちの強さが売り。サイドから切れ込むドリブルからシュートが得意パターンで、このゴールはブンデスリーガ第1節のTOP5ゴールで2位にランクインしている。
レッキーは2014年に向けたオーストラリア代表メンバーであり、今や代表の主力。今回のワールドカップ予選に向けた30名の候補メンバーにももちろん入っており、日本戦でも先発が予想される。調子が良さそうなだけに是が非でも注意したいアタッカーだ。