このほど発表されたベルギー代表の最新メンバー。そこにローマで活躍するMFラジャ・ナインゴランの名前はなかった。
ベルギー代表、メンバー発表!バルサDFヴェルマーレンも(2017/8/25) https://t.co/BGHz7mMUjQ
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年8月25日
ベルギー紙『Het Nieuwsblad』によれば、彼は代表から引退することを決めたようだ。
ナインゴランは6月のワールドカップ予選・エストニア戦に向けた戦術練習に遅刻し、ロベルト・マルティネス代表監督から叱責を受けていたそう。
そして、今回の代表発表の1時間前に指揮官から電話があったとして、こう述べたという。
ラジャ・ナインゴラン
「彼は11時に電話してきてこう言った。6月のW杯予選でレッドデヴィルズでのプレーに集中できていなかったという印象があると。
それを聞いた時、キレそうになったよ。
(遅刻について)彼は言及しなかった。だが、俺達の会話はほんの1分程度だった、それ以上のものではない。
エストニアの件については、(車を?)37秒待っていたので遅れた。他の選手はもっと遅かった、俺ひとりじゃなかったんだ。でもいつもそうさ。
そう、(代表は)辞めるよ。意味がない。
彼はモナコでベンチに座り僅かしかプレーしていないユーリ・ティーレマンスを呼んだ。
就任した時、マルティネスはこう言った。レッドデヴィルズたちはトップリーグでプレーしていなければいけないと。
だが、アクセル・ヴィツェルは中国でプレーしている。突如、(そのルールは)もはや適応されなくなった。
それはいいよ、でも俺が自分の試合を向上させる必要があるのか?勘弁してくれ。
実のところ、俺はイビサ島でマルティネスと同じレストランにいたんだ。彼はハローもグッバイも言わなかった。そういうのとどうやって一緒に仕事ができる?
代表を続けるのは意味がない。
俺は昨季セリエAで2位だったローマで52試合プレーした。常にベストを尽くしてきたし、チームとともに働いてきた。それでもまだ俺を除外する何らかの理由が存在する。
もうやらない。辞める。俺は29歳で、彼らは俺をこれ以上にはできないだろう。
悪いが、そういうことだ」
ただ、その後本人はTwitter上でこうコメントした。
Als er iets OFFICIEEL gezegd zal worden zul je het wel van mij horen... ben enkel teleurgesteld. Ik heb helemaal niets beslist.
— Radja Nainggolan (@OfficialRadja) 2017年8月26日
「もしオフィシャルなことを言う時は、俺本人からの声を聞くだろう…ただ失望した。まだ何も決めてはいない」。
まだ代表引退は決めていないということだろうか。