『The SUN』は9日、「レスター・シティ戦で人種差別的応援があったとして、チェルシーに処分が下される可能性がある」と報じた。
土曜日にアウェイでレスター・シティと対戦したチェルシーは、2-1で勝利を収めることに成功した。
その中で先制点を決めたアルバロ・モラタに対してチェルシーファンが歌ったチャントが、ユダヤ人差別を含んだものだったとのこと。
「モラタ、ああモラタ、ああ、彼はレアル・マドリーから来て、激しくユダヤ人を憎んでいる」
という歌詞の曲を繰り返し歌っていたという。チェルシーのコミュニケーション部門長のスティーヴ・アトキンス氏は、ファンのこのような行動に苦言を呈した。
スティーヴ・アトキンス
「コンテ監督がこの歌に気づいていたとは思わない。クラブと選手は、ファンの情熱的なサポートに感謝している。ホームでも、アウェイでも。
しかし、その歌の言葉については、全面的に受け入れることは出来ない。
我々はアルバロ・モラタとも話したが、いずれにしてもそのような歌と関連したくないと話していた。
そして、クラブも選手もサポーターに求めたい。そのような影響のある歌を歌うのは止めてくれと」