PSGで問題になっているPKキッカーを巡るネイマールとエディンソン・カバーニの争い。
では、かつて銀河系軍団と呼ばれた当時のレアル・マドリーでは、どうやってキッカーを決めていたのか。
レアルのジネディーヌ・ジダン監督がデイヴィッド・ベッカムとの秘話を明かしてくれた。『Soccerbible』が伝えている。
ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー監督)
「ー2人がレアルにいた当時、どちらがFKを蹴るのかの合意はあった?
事前合意はなかったね。ピッチ上で決めていたよ。
私とデイヴィッドとの関係性は常に素晴らしいものだった」
「ーレアルでベッカムとプレーするのはどうだった?
素晴らしかったし、美しいものだったよ。
彼は世界最高のパサーのひとりだった。いつだってパーフェクトだったね。
特にあるシーンのことを覚えているんだ。
彼がよくやるフィールドを横断するような美しいクロス、40~50メートルのロングパスを私がボレーで決めた。ベルナベウでのことだった。
彼とプレーするのは大きな喜びだったよ。
レアル・マドリーでの彼はキャリアの全盛期でもあった。彼とプレーできて幸運だったね。
それほど長くなかったけれど。僕らは1,2シーズンしか一緒にプレーできなかったからね」
ジダンが特に覚えているというゴールはこのシーンのことだろうか。
David Beckham’s classy assist to Zidane is only one of our 10 favourite long-range assists: http://t.co/gHD5gIR2Sy pic.twitter.com/oUCLxDhnkz
— B/R Football (@brfootball) 2014年11月20日
キッカーについてはどちらが蹴るのかはピッチ上で決めていたそうで、それが成り立つ良好な関係にあったという。PSGの2人もそういう関係性になれれば…。
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