先週末に行われたJ1第28節。
全9試合の中で、最もゴールが決まった試合が川崎フロンターレ対セレッソ大阪戦だ。
J1の前半戦を引っ張ったチーム同士の対戦は、5-1でホームの川崎が大勝を収めた。
その5ゴールの中でも、最も衝撃度の高い得点は後半に生まれた。
川崎が3-0とリードした迎えた58分、距離のあるところから森谷賢太郎がこのミドルシュート!
ゴールまで30mほど距離があったたためセレッソ大阪の選手たちはプレッシャーをかけておらず、それを見た森谷は意表を突いてミドルシュートを狙ったのだった。
シュートはそこまで強烈なものではなかったが、GKキム・ジンヒョンの頭上を越すドライブシュートで、最後は完全に沈みながらゴールネットに吸い込まれた。しかもファーサイドのゴールポストに当たって…。
大島僚太の負傷により先発のチャンスを掴んだ森谷は、ゴールについて「トラップしたときに前が開けたので、打ったらどうなるかなと思って、結果的に入って良かったかなと思います」とコメント。
また、「どこに当てたらどういうシュートがいくというのは、だいたいは練習でもつかめているので、そういう意味でいいところに飛んで良かったと思います」と振り返っている。