6日にインドで開幕したU-17ワールドカップもグループステージ最終節に。E組2位のU-17日本代表は14日、ニューカレドニアと対戦した。
日本は初戦でホンジュラスに大勝したものの、続くフランス戦で1-2と惜敗。逆転でグループ首位通過を決めるためには、ニューカレドニア相手に大勝が求められた。
日本の先制は早かった。7分、ホンジュラス戦でハットトリックを記録した右サイドの中村敬斗が、相手のパスを奪い右サイドをドリブルで突破。そのままシュートまで持ち込み、ニアサイドからネットを揺らす。
相手のニューカレドニアはフランスに1-7、ホンジュラスに0-5で敗れており、ここからの大量得点は十分に想定できた。しかし、控えメンバーを先発に並べた日本は先制後、一方的に支配しつつもゴールにまで結び付けられない。
両者の力の差は明らかだったが、単発の被カウンターから危ない場面も。すると83分、GKの好セーブで与えたコーナーキックから、ヘディングゴールを決められ追い付かれてしまう。
日本は残り時間、重い腰を上げて攻勢をかけたもののゴールは生まれず1-1の引き分け。同時刻に行われた試合で首位フランスが3位ホンジュラスを5-1で下したため、1勝1分1敗の2位で決勝トーナメント行きを決めた。
消化不良の内容であったが、首位フランスの相手がスペインになったことを考えれば悪くない結果かも?日本の対戦相手は、この後行われるグループFを首位通過したチームとなる。
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