14日(火)に行われたベルギー対日本の国際親善試合。
日本は世界ランキング5位のベルギー相手に善戦するも、ロメル・ルカクにゴールを許し0-1で敗れた。
そんなこの決勝点をベルギーにもたらしたのは、代表チームでウイングバックを務めるナセル・シャドリ。
その切れ味鋭いドリブルに、日本代表選手たちは手も足も出なかった(01:41から)。
0-0で迎えた72分、マークに付いていた久保裕也を上手く剥がしたシャドリは左サイドからカットイン。
するとここに森岡亮太と山口蛍がカバーに入るも、シャドリは逃げるようにして縦方向へと進入。フェイントで吉田麻也をも抜き去ると深い位置から中へとクロスを送り、最後はロメル・ルカクが頭で合わせた。
久保、森岡、山口、吉田という4人がいながらも、シャドリ一人にやられた日本。この守り方が効果的であったかは別として、プレミアリーグで活躍する1人のドリブラーを止められなかったのは事実だ。
日本代表にとって今回の欧州遠征は2連敗で終了したが、収穫の多い2試合だったと言えよう。