『This Day』など各メディアは、「11月10日に行われたアルジェリア対ナイジェリアの結果が没収となった」と報じた。
原因はナイジェリア代表チームが「出場資格のない選手を使っていた」ため。
この試合は1-1の引き分けで終わっているのだが、その結果は抹消され、アルジェリアの3-0での勝利という扱いとなる。
また、ナイジェリアには6000スイスフラン(およそ67.7万円)の罰金が科され、勝点1が没収されることになった。
問題となっているのはナイジェリア代表DFアブドゥラヒ・シェフ。彼はスワジランド戦とザンビア戦でイエローカードを貰っており、アルジェリア戦では出場停止だった。
しかしシェフはこの試合でスタメンで起用されており、フル出場を果たしている。
当然これはFIFAの規約違反であり、今回規律委員会によって罰則が科せられることになった。
ただし、ナイジェリアは当該の試合の時点ですでにワールドカップ出場を決めているため、予選の結果に影響はない。
W杯行きを確定させたあとだから気が抜けてしまったのだろうか…。なお、ナイジェリアサッカー協会はこのミスを謝罪する一方、担当者への処分は行わないという。