『The National』は27日、「UAE代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、クウェート戦に向けて話した」と報じた。

12月22日に開幕したガルフカップは、すでにグループステージ第2節が終了した。

カタールでの開催が予定されていたが、断交中のサウジアラビアなど数か国が棄権するなど混乱。

しかし直前にクウェートのFIFA資格が復活したことによって、開催国が変更に。そのクウェートに中東8カ国が集まり、無事全チームでの試合が可能になった。

そして、今年UAE代表監督に就任したザッケローニ氏にとってはこれが初めての公式戦。

日本代表では封印したが、彼の代名詞とも言える3-4-3システムを使い、グループステージでは1勝1分けの2位となっている。

第3節の地元クウェート(すでに2連敗で敗退)戦を前に、ザッケローニ監督は以下のように話したとのことだ。

アルベルト・ザッケローニ(UAE代表監督)

「クウェートが誇りをかけて戦ってくることは予想している。そして、我々はそれを迎え撃つ準備ができているよ。

すでにそれについては選手と話した。クウェートは2連敗しているが、とても強いチームだ。

彼らはいずれにしても弱い相手だと考えることは出来ない存在だよ。

さらに言えば、彼らはこの大会でフラストレーションを抱えており、最後に勝利を収めて終わりたいと思っている。ホームのファンの前でね。

それは、彼らがホストのチームとして得られる最高の形になるからだ。

我々の考えは明確だ。他の試合(サウジアラビア対オマーン)の結果に依存したくないということ。

この大会で3試合目。連携や戦術を作る時間はたっぷりあった。選手のレベルが上がること、これまで以上にいい試合ができることを期待している。

もちろん、我々は失うもののない相手と戦うことになる。しかし、我々は十分にその経験を持っているし、その状況に対処する方法も知っている。

明らかに、勝つには点を獲らなければならない。敵陣でのプレーに改善が必要だし、うまく行けば点は生まれる。二人のストライカーを使って、オーマル・アブドゥルラフマンを自由に動かすだろう」

(オーマル・アブドゥルラフマンについて)

「彼は間違いなくUAE最大のタレントであり、ピッチ内での動きを制限したくはない。

自分の試合を自由にプレーできれば、彼は最大限の能力を発揮できる。それがプレーメーカーの役割だ。

オーマルはあらゆる面で違いを作れる選手であるし、どんな状況でもゲームを作れる能力と技術、考え方を持っているよ」

なお、UAE対クウェートは日本時間の本日深夜0時半からキックオフされる予定となっている。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい