かつてMLBロサンゼルス・ドジャースで野茂英雄氏とバッテリーを組んだマイク・ピアッツァ氏。
メジャー屈指の強打を誇るキャッチャーとして活躍し、アメリカ野球殿堂入りも果たしたレジェンドだ。
引退後は実業家に転身。元野球選手ながら、2016年からはイタリア・セリエCのレッジャーナのオーナー兼会長を務めている(ピアッツァ氏はイタリア系移民の血を引いており、WBCではイタリア代表としてプレーした)。
そんなピアッツァ氏のブチ切れ会見が話題になっている。
机を叩くなどめっちゃ怒っている…。『CBS』などによれば、ホームスタジアムを巡って憤慨していたようだ。
レッジャーナがホームとして使用しているマペイ・スタジアムは、セリエA・サッスオーロのオーナー企業である『Mapei』が所有している。
だが、同スタジアムはもともとはレッジャーナが所有していたもの。クラブがセリエAから降格後に破産したことでオークションにかけられ、『Mapei』が買収したという経緯がある。
そのため、現在はレッジャーナがサッスオーロに対して、スタジアム賃貸料を支払っている状況にある。ピアッツァ氏は23万ユーロ(3000万円)以上にもなる賃料は高額すぎると感じているようだ。
そのようなクラブを取り巻く状況に辟易しているようで、このようなブチ切れ会見になった模様。
ただ、チームはセリエCグループBの4位につけており、セリエB昇格の可能性もある。