イタリア・セリエAのフィオレンティーナは22日、「ドゥシャン・ヴラホヴィッチが練習に合流する」と公式発表した。

ドゥシャン・ヴラホヴィッチは2000年生まれの18歳。セルビアU-19代表に入っている大型ストライカーである。

パルチザン・ベオグラードの下部組織から2016年1月にトップへ昇格し、若くしてデビューを果たす。

夏にはアーセナル、アンデルレヒト、ユヴェントスなどからのオファーを受けたものの拒否し、パルチザンでのキャリアを継続。

そして昨年夏にフィオレンティーナへの移籍が決定し、5年間の契約を結んだ。

しかし問題だったのは、その時彼がまだ17歳だったこと。

FIFAが定めるルールにおいては原則的に18歳未満の選手の国外移籍は認められない。

そのためフィオレンティーナは即座に彼を登録することは出来ず、ヴラホヴィッチの誕生日である1月28日まで半年間待つことになったのだ。

そして今回、ついにヴラホヴィッチがフィオレンティーナの練習に参加することが決まったとのこと。

行政手続きの問題でヴラホヴィッチは2018年7月1日まで公式戦に出場することは出来ないが、早くからチームとともに過ごすことはヴラホヴィッチの生活面で大きな助けになりそうだ。

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