マンチェスター・ユナイテッドは今季終了後にアシスタントコーチであるルイ・ファリアが退団すると発表した。

ルイ・ファリアは1975年生まれの42歳。ジョゼ・モウリーニョ監督の右腕として、17年間に渡って指揮官と行動をともにしてきた。試合中のベンチでモウリーニョの隣に座っている人物としてお馴染みでもあるはずだ。

ルイ・ファリア

「熟慮を重ねた結果、自分にとって前に進むための最善のタイミングだと決意した。

17年間に渡って信じられないような忘れがたい経験をしてきた。

ただ、自分の職業上の新たなチャレンジを追い求める前に、家族といい時間を過ごしたいと感じている。

監督であるジョゼ・モウリーニョには心から感謝している。

チャンスを与えてくれたこと、信頼、その知識と経験、何よりも友情に感謝したい」

ジョゼ・モウリーニョ

「17年だ…レイリア、ポルト、ロンドン、ミラノ、マドリッド、またロンドン、そしてマンチェスター。練習、試合、遠征、研究、そして泣き笑い。

17年経ってあの子が今や男になった。知的な学生が今やフットボールのエキスパートになったんだ。監督としてのキャリアを成功させるための準備はできているよ。

友人のことが恋しくなるだろう。それが私にとって最も辛いことだね。

だが、彼の幸せのほうが大事だし、当然ながら彼の決断をリスペクトしている。我々はずっと一緒にいるだろうことは分かっているからね。お幸せに、ブラザー!」

ユナイテッドは20日にFAカップ決勝でチェルシーと対戦する。2人にとって古巣対決となるが、最後にタイトルを獲得することはできるだろうか。

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