マンチェスター・ユナイテッドは今季終了後にアシスタントコーチであるルイ・ファリアが退団すると発表した。
#MUFC announces that assistant manager Rui Faria is to leave the club at the end of the season. We wish him all the best for the future.
Full details: https://t.co/Gq7SBxk2kR pic.twitter.com/HAVXwp0XdY
— Manchester United (@ManUtd) 2018年5月12日
ルイ・ファリアは1975年生まれの42歳。ジョゼ・モウリーニョ監督の右腕として、17年間に渡って指揮官と行動をともにしてきた。試合中のベンチでモウリーニョの隣に座っている人物としてお馴染みでもあるはずだ。
ルイ・ファリア
「熟慮を重ねた結果、自分にとって前に進むための最善のタイミングだと決意した。
17年間に渡って信じられないような忘れがたい経験をしてきた。
ただ、自分の職業上の新たなチャレンジを追い求める前に、家族といい時間を過ごしたいと感じている。
監督であるジョゼ・モウリーニョには心から感謝している。
チャンスを与えてくれたこと、信頼、その知識と経験、何よりも友情に感謝したい」
ジョゼ・モウリーニョ
「17年だ…レイリア、ポルト、ロンドン、ミラノ、マドリッド、またロンドン、そしてマンチェスター。練習、試合、遠征、研究、そして泣き笑い。
17年経ってあの子が今や男になった。知的な学生が今やフットボールのエキスパートになったんだ。監督としてのキャリアを成功させるための準備はできているよ。
友人のことが恋しくなるだろう。それが私にとって最も辛いことだね。
だが、彼の幸せのほうが大事だし、当然ながら彼の決断をリスペクトしている。我々はずっと一緒にいるだろうことは分かっているからね。お幸せに、ブラザー!」
ユナイテッドは20日にFAカップ決勝でチェルシーと対戦する。2人にとって古巣対決となるが、最後にタイトルを獲得することはできるだろうか。