今季のロシア1部リーグを5位でフィニッシュと、やや不本意な成績に終わったゼニト・サンクトペテルブルク。これで3季続けてリーグタイトルを逃してしまった。

そんなゼニトが巻き返しを図る来季のユニフォームが13日、クラブから発表となった。この新しいキットでは、ゼニトの伝統的な色に戻したという。

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今回はチームの伝統的なブルー(クラブの説明では色名は“アズール”)を採用している。

シャツは「ゼニトの矢」をモチーフにしたジグザグのグラフィックが目を引くデザインだ。「ゼニトの矢」とは、エンブレムの右にデザインされている鋭角部分のことで、1940年代から使われている。

首元内側のロシア語“ОДИН ГОРОД ОДНА КОМАНДА”は、直訳すると「一つの街、一つのチーム」。これは“ゼニトはサンクトペテルブルクで唯一のチーム”という意味を込めたサポーター・チャントの歌詞。

「ゼニトの矢」を大胆にグラフィックしたデザインからは、来季への意気込みやリーグタイトルへの渇望のようなもの感じ取れる。

背面の首元にはメッシュのテープを配している。