6月25日、ロシアワールドカップのグループA、ウルグアイ対ロシア、サウジアラビア対エジプトの試合が行われた。

このグループは、2連勝を飾った開催国ロシアとウルグアイのベスト16進出がすでに決定。

グループ1位をかけた一戦は、10分、ルイス・スアレスのフリーキックでウルグアイが先制する。

その後、デニス・チェリシェフのオウンゴールでウルグアイがリードを広げると、ロシアは36分にイーゴリ・スモルニコフが2枚目のイエローカードを受け退場。これで勝負の行方はほぼ決した。

後半アディショナルタイム、ウルグアイはダブルエースの一角であるエディンソン・カバーニにもゴールが生まれ、3-0の完勝。3連勝、しかも無失点でのグループ1位通過を決めている。

ロシアはこの試合、攻撃のキーマンであるアレクサンドル・ゴロヴィンを温存したが、ベスト16に向けてやや不安の残るゲーム内容となった。

一方、初勝利をかけたサウジアラビア対エジプトの試合は、22分にムハンマド・サラーのゴールでエジプトが先制。

しかし、サウジアラビアは前半終了間際にサルマン・アル・ファラージのPKで同点で追いつくと、後半アディショナルタイム、サーラム・アル・ドサリが逆転弾。

試合はそのまま2-1で終了し、サウジアラビアが1994年のアメリカ大会以来となるワールドカップでの勝利を手にした。

なお、この試合では、45歳のエジプト代表GKイサーム・アル・ハダリーが先発出場。ワールドカップにおける最年長出場記録を更新している。

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