『Gazzetta dello Sport』は9日、「ACミランは、チェルシーのMFティエムエ・バカヨコ獲得に近づいている」と報じた。

昨季モナコからチェルシーに加入したバカヨコであるが、あまり一貫性のある活躍を見せられず、今季は厳しい立場となっている。

ミランは現在彼の獲得に向けて動いており、新たなGMとなったレオナルド氏が中心となって代理人との交渉を続けているようだ。

バカヨコ自身はミランへの移籍に前向きであるとのことだが、まだ取引完了までは時間がかかるという。

その理由は、ミランがバカヨコの年俸600万ユーロ(およそ7.7億円)を支払うことがかなり難しいこと。

1年のローン+買取オプションという形で獲得したいミランは、その給与の一部だけを負担したいと考えているよう。チェルシーとの間でその額についての話し合いを行わなければならない。

また、来年支払わなければならない買取額についても問題があるという。チェルシーは昨年夏に4500万ユーロ(およそ57.9億円)を費やしたため、3500万ユーロ(およそ45億円)以下では手放したくないという。

ただ、チェルシー側としても戦力として計算が難しい選手を保有することには前向きではなく、交渉は合意に近づいていくだろうと推測されている。

一方、ミランが所有しているコロンビア代表FWカルロス・バッカには、昨季貸し出していたビジャレアルのほか、トルコや中国のクラブが関心を寄せているとのこと。

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