べガルタ仙台でゴールを量産すると、CSKAモスクワに引き抜かれたFW西村拓真。

富山第一高校では選手権優勝を経験したこともある21歳の新鋭ストライカーだ。

CSKAでの背番号は19番に決定。

公式HPでその姿をチェックしてみたのだが…。

これは ロシア語(キリル文字)の表記。

「Takuma Nishimura」をキリル文字のアルファベットにすると「Такума Нисимура」になる。Takumaは何となく分かるが、これでNishimuraと読むとは…。

ローマ字のHに見えるのは、ローマ字でNを意味するキリル文字のアルファベット。また、キリル文字のCはローマ字のSに、キリル文字のPはローマ字のRに相当する。見慣れていないとかなり難儀だ。

その西村については、ロシアの大手サイト『Sports.ru』でもCSKAも新戦力のひとりとして特集していたぞ!掲載されていた写真は同じ名前を持つ浅野拓磨になっていたが…。

『Sports.ru』

「ニシムラはJリーグのベストスコアラーのひとりだ。24試合で11ゴールを叩き出した。

べガルタ仙台は3-5-2か3-4-3でプレーすることが多いが、これはCSKAでも最も使われる2つのシステムであり、この日本人は新しいフォーメーションに適応する必要はない(すでに慣れている)。

ニシムラはバーサタイルなストライカーだ。

彼は相方FWと組んでうまくプレーするし、ドリブルで持ち運ぶこともできる(90分間で2.8回の突破成功)し、ダイゴナルに攻撃を展開する。

ニシムラが1トップの役割を託されることはなさそうだ(CSKAにはFWアベル・エルナンデスがいる)。とはいえ、ボックス内では非常に優れている」

予想フォーメーションでは、西村は5-3-2(もしくは3-5-2)の2トップの一角に配置されていた。

UEFAチャンピオンズリーグではレアル・マドリーやローマとも対戦するCSKA。西村の欧州でのブレイクに期待したい。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」