ロンドンで行われたFIFAの年間表彰式。男子年間最優秀選手の候補だったクリスティアーノ・ロナウド、そしてプスカシュ賞の候補に入っていたリオネル・メッシは出席を見合わせた。
そんななか、重鎮ファビオ・カペッロ氏が2人に苦言を呈したようだ。『AS』などによれば、夫人とともに出席した同氏はこう述べたという。
ファビオ・カペッロ
「敬意が欠けている。オスカー(アカデミー賞)では、ノミネートされた全員がその場にいる。
クリスティアーノ・ロナウドもメッシもあまりに勝ちすぎていて、負けたくないのかもね。
勝つ時も負ける時も、いい振る舞いをしなくてはいけない。
他の候補者や世界のサッカー界、そしてFIFAに対して失敬だ」
今週はミッドウィークに各地でリーグ戦やカップ戦が組まれている。ロナウドは次のボローニャ戦に備えるために欠席したという。一方、メッシは個人的理由で出席しなかったとのこと。
なお、男子年間最優秀選手はルカ・モドリッチ、プスカシュ賞はムハンマド・サラーが受賞している。