かつて久保裕也もプレーしたスイスの名門ヤング・ボーイズ。CLでは敗れたものの、国内リーグでは開幕7連勝と絶好調だ。

このほど行われたバーゼル戦では7-1と爆勝したのだが、こんな出来事が起きていた。

一部のファンたちがピッチ上にテニスボールを投げ込んだことで試合は一時中断。また、ボールに交じってTVゲームのコントローラーも…。

『Blick』などによれば、この抗議運動は両チームの一部サポーターたちが一緒に行ったものだという。その理由は「eスポーツ」への反対。

欧州サッカー界ではeスポーツが浸透しており、プロのゲーマーを雇うクラブも多くなっている。

そんななか、『Ostkurve Bern』というサポーターグループは、子供たちがスポーツをするのではなく、多くの時間をゲームをするために座って過ごしているなどと批判的な声明を出していたという。

『Ostkurve Bern』

「これ(eスポーツ)は我々のスポーツや我がクラブの価値とは全然関係がない。全ては利益のためだけだ。

スポーツクラブは人々に運動をさせるべき。フットボールはチームスポーツであり、個人競技ではない。

スポーツクラブでは、信頼、几帳面さ、そして友情といった重要な価値が子供たちに伝えられている!

これらはeスポーツでは完全に見過ごされている価値だ」

それにしても、コントローラーは純正だと結構お高いのに投げ捨ててしまうとは…。

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