『L'Equipe』など各メディアは4日、「フェイエノールトとVVVの試合は、スタジアムの停電によって中止された」と報じた。

エールディビジ第11節のフェイエノールト対VVVフェンロは、日本時間0時45分にキックオフされた。

しかしそれからわずか数分、なんとフェイエノールト・スタディオン(デ・カイプ)の照明が一斉にダウン。現地は夕方だっただけに、会場は薄闇に包まれた。

ファンがそれぞれのスマートフォンでピッチを照らす中、試合は中断される。

その間にフェイエノールトのスタッフは電源を回復しようと試みたものの、結局照明に再び火が灯ることはなかった…。

中断が30分間に及んだため、審判は結局この試合を中止することを余儀なくされた。

『fr12』によれば、フェイエノールトのスタジアムディレクターを務めるヤン・ファン・メルワイク氏は以下のように話し、サポーターに謝罪したとのこと。

ヤン・ファン・メルワイク

「我々は問題を見つけたが解決はされていない。非常に残念だが、スタジアムディレクターにとっては最大の悪夢であり、再発させてはいけないことだ。

我々は失望している。解決することができなかった。その原因を見つけて、明日修復しなければならない。

問題は電源にはなかった。照明を点灯させる回路と制御装置に問題がある。それをチェックする。ヒューズは大丈夫だったので、内部の装置のどこかだ。個々のランプ全てに問題があり、解決できなかった」

電力事情が悪いアフリカや東南アジア、南米などではよくあることだが、オランダのビッグクラブでこんなことがあるとは…。

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