『L'Equipe』など各メディアは4日、「フェイエノールトとVVVの試合は、スタジアムの停電によって中止された」と報じた。
エールディビジ第11節のフェイエノールト対VVVフェンロは、日本時間0時45分にキックオフされた。
しかしそれからわずか数分、なんとフェイエノールト・スタディオン(デ・カイプ)の照明が一斉にダウン。現地は夕方だっただけに、会場は薄闇に包まれた。
‘De duizend lampen, van het Feyenoord-legioen...’ ✨
Bedankt voor jullie hulp, geduld en komst vandaag, Feyenoorders. 👏#feyvvv pic.twitter.com/w7pZzznfxD
— Feyenoord Rotterdam (@Feyenoord) 2018年11月4日
ファンがそれぞれのスマートフォンでピッチを照らす中、試合は中断される。
その間にフェイエノールトのスタッフは電源を回復しようと試みたものの、結局照明に再び火が灯ることはなかった…。
中断が30分間に及んだため、審判は結局この試合を中止することを余儀なくされた。
『fr12』によれば、フェイエノールトのスタジアムディレクターを務めるヤン・ファン・メルワイク氏は以下のように話し、サポーターに謝罪したとのこと。
ヤン・ファン・メルワイク
「我々は問題を見つけたが解決はされていない。非常に残念だが、スタジアムディレクターにとっては最大の悪夢であり、再発させてはいけないことだ。
我々は失望している。解決することができなかった。その原因を見つけて、明日修復しなければならない。
問題は電源にはなかった。照明を点灯させる回路と制御装置に問題がある。それをチェックする。ヒューズは大丈夫だったので、内部の装置のどこかだ。個々のランプ全てに問題があり、解決できなかった」
電力事情が悪いアフリカや東南アジア、南米などではよくあることだが、オランダのビッグクラブでこんなことがあるとは…。