『RMC』は7日、「パリ・サンジェルマンの元フランス代表MFラサナ・ディアラは、間もなく現役引退を発表する」と報じた。
ラサナ・ディアラは1985年生まれの33歳。ル・アーヴルの下部組織で育成されたあと、チェルシー、アーセナル、レアル・マドリーなどのビッグクラブでプレーしたボランチだ。
2012年に移籍したロシアでは給与トラブルに遭遇し、1年間所属クラブがなくなるという経験をしたものの、無事復帰に成功。マルセイユ、アル・ジャジーラを経て昨年1月にパリ・サンジェルマンと契約していた。
その期間は今年6月30日まで残っていたのだが、ディアラは数ヶ月前から現役引退の意思をクラブに伝えていたとのことだ。
クラブ側は彼にスタッフ入りのオファーを出したものの、それは断られているそう。
またモナコなど多くのクラブから誘いを受けたそうであるが、それも全て拒否し、ディアラは自身の妻の家族が経営する飲料メーカー『Heroic Sport』での活動に取り組んでいくとのこと。
ディアラは現在アメリカで休暇を過ごしており、今後契約の解除を行うためにパリへと戻ってくる予定だそうだ。