U-21日本代表の板倉滉が小学校の頃から在籍した川崎フロンターレを離れ、日本人で初めてマンチェスター・シティと契約を結んだ。

報道によれば移籍金は100万ポンド(およそ1億4000万円)、2020年夏までの期限付きでオランダ1部フローニンゲンへ貸し出されることも発表されている。

海外移籍からの“即レンタル”といえば、宮市亮(アーセナル→フェイエノールト)、浅野拓磨(アーセナル→シュトゥットガルト)、井手口陽介(リーズ→クルトゥネル・レオネサ)などが思い出される。

これらは全て英国であるが、同国は直近2年の代表戦で一定以上出場していなければ労働許可が下りないという厳しい条件があり、それが移籍に際して障壁となってきた。

A代表に未招集の板倉もそれに該当する。ただ今回はそれに加えてフローニンゲンに所属する堂安律の存在も無関係ではないだろう。

現在アジアカップに参戦している20歳は渡欧後の活躍でクラブの大先輩アリエン・ロッベン(バイエルン)とも比較され、昨年来ビッグクラブへの移籍が取り沙汰されている。

その有力な候補の一つがマンチェスター・シティだ。

フローニンゲンは昨春、ガンバ大阪からレンタル中だった堂安を完全移籍で獲得したが、この時シティはその資金を調達する代わりに共同保有できないか打診したことが伝えられている。

この商談は断られたものの以降も追跡は続けられており、今回、シティは堂安獲得の布石を打つために動いた可能性がある。

それをフローニンゲンが受け入れたということは、イコールで堂安のシティ移籍が近付いた…そのような見方が出てくるのも自然な流れであろう。