現在ローマでプレーしている190cmの攻撃的MFニコロー・ザニオーロ。イタリア屈指の若手選手として知名度を高めている。
プレシーズンマッチでカゼミロをぶち抜いた場面がこれ!その巨体を感じさせないキレがある…(26秒~)。
彼はフィオレンティーナの下部組織に所属していたものの17歳で放出され、1年後にインテルへ。そして2018年にはナインゴランとの金銭+トレードでローマへ移籍している。
20歳ですでにイタリア代表にも定着した彼であるが、なんと数年前にはフィジカル面の問題でサッカーをやめようと思ったこともあるという。『Tribal Football』によれば、彼は『DAZN』のインタビューで以下のように話したとのこと。
ニコロー・ザニオーロ
「自分にこのような運命が待っていると考えたことはなかった。特にユース時代はね。僕は常にとてもフィジカルが弱く、他の人よりも成長が遅かった。
ただフィオレンティーナに残れなかったときにも、僕はサッカーへの情熱を保持し続けていた。
ヴィルトゥス・エンテッラに行って、よりプレーする機会が与えられた。僕を信頼してくれる人々がいたからね。
覚えているのは、カフェで父親と話した時のことだ。僕は泣きながら『もしここでプレーできなかったら、サッカーをやめて他の競技でプロを目指す』と言ったんだ」
それがわずか3年前のこととは…選手は本当に急速な成長をするものだと感じさせられる。