2010年1月にアトレティコ・マドリーからリヴァプールにフリーで移籍したアルゼンチン代表MFマキシ・ロドリゲス。
当時のリヴァプール監督であったラファ・ベニテス氏が呼び寄せたウイングで、2年間で57試合に出場し15ゴールをあげる活躍を見せた。
2011年のフラム戦ではこのハットトリック!特に3点目のシュートは今見ても激アツだ…(動画1:07~)。
『Daily Mail』によれば、彼は今回かつての同僚フアン・パブロ・ソリンのInstagramに登場し、リヴァプール加入時の驚きのエピソードを明かしたそう。
マキシ・ロドリゲス
「僕はキャプテンだったし、マドリッドのことも知っていたから、アトレティコではとても幸せだった。しかしイングランドのサッカーにも常に夢中になっていたよ。
ラファ・ベニテスは、ドレッシングルームで全員が英語を話すことが非常に重要なんだと言った。そして、『君は英語を話せるか?』と聞いてきたよ。
僕は、『はい』と答えたよ。もちろん移籍が撤回されることを望んでいなかったからね。
そしてイギリスに渡り、記者会見をセッティングした。
ベニテスは『私が話し始めるから、その後に続いて喋ってくれ』と言ってきたよ。
そこで僕は彼を掴んで言ったんだ。『ラファ、告白しなければならないことがある。僕は英語が話せない。ハローくらいしか言えないよ。移籍がなくなることを望んでいなかったんだ!』
するとベニテスは答えたよ。『クソ野郎、やりやがったな』とね。
我々は二人して笑った。まあ、それから猛勉強することになったけどね」
もちろん、フリーで加入した彼はちゃんとリヴァプールで活躍して去ったのだから結果オーライではあるが…。
なお39歳になったマキシ・ロドリゲスはまだ現役を続けており、プロデビューした古巣ニューウェルス・オールドボーイズでプレーしている。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」