2006年から2009年までプレミアリーグ三連覇を達成したマンチェスター・ユナイテッド。名将アレックス・ファーガソンの下、圧倒的な力を発揮した。

その際にキャプテンを務めていたのがあのギャリー・ネヴィルであり、DAZNが公開しているこの映像でもカップを掲げている。

ただ彼は2007-08シーズンは怪我もあって1試合も出場しておらず、この映像の年も16試合でプレーしたのみ。すでに選手としてはレギュラーを失っていた。

それでもキャプテンを任されていたのはなぜか?『Sky』でその理由について以下のように話したという。

ギャリー・ネヴィル

「キャプテンになってから3年目だった。十分に貢献できていないと感じたから、開幕前にアレックス・ファーガソンに会いに行ったんだ。

すでに素晴らしいチームがあった。ロナウド、ルーニー、テベス、ギグス、スコールズ、キャリック、ファーディナンド、ヴィディッチ、エヴラ、ファン・デル・サール。素晴らしい人格を持つ選手がいた。

アレックスに『もう私がキャプテンをする価値はない。ここで競争できないレベルだ』と言ったんだ。しかし彼は『いや、君がキャプテンを続けろ』と答えた。

『君とギグスが交互にだ。ロナウドに与えたら、ルーニーが追い出される。ルーニーに与えればその逆になる。ヴィディッチに与えれば、ファーディナンドが不満を持つ』と。

そして3~4年私とギグスがキャプテンを共有した。それは純粋にドレッシングルームでの友情のためだ。

アレックス・ファーガソンはチームが最初に来るようにしたかったんだ。私はあの段階でキャプテンに相応しくないと感じていたにもかかわらずね」

これぞファーガソン監督のチームマネジメント。スター揃いのチームで内部分裂を避けるためにどれだけ気を配っていたかがわかる。