現在はグラスゴー・レンジャーズで監督を務めているスティーヴン・ジェラード。かつてはリヴァプールで長くプレーし、世界最高クラスのMFとして名を馳せた。
正確無比で強烈なキックが代名詞で、2006年のFAカップではこんなとんでもないシュートも…。
#MondayMemories: Steven Gerrard's rocket for @lfc against West Ham in the 2006 FA Cup final.pic.twitter.com/I8mE5j6BkO
— thesportsman (@TheSportsman) April 13, 2020
それだけではなく、前線の選手にうまくチャンスを与える司令塔としても高い実力を持ち、これまで多くの名FWとコンビを組んできた。
その中でもっとも関係が良かったのは?と『Sky』で聞かれた彼は、以下のように話したそう。
スティーヴン・ジェラード
「それはマイケル・オーウェンか、あるいはフェルナンド・トーレスだね。
マイケルとは小さな頃から一緒にプレーしていた。いつも同じような波長を持っていることに気付いていたよ。
クロスを送る時、わざわざ見る必要もない。彼が走り出したとき、改めて確認する必要もない。常に同じ波長だった。
似たような関係はトーレスともあったね。自分は前より攻撃的なポジションでプレーしていた。10番のような役割でね。
ルイス・スアレスのときは違ったんだ。自分が深いポジションにいたからね。彼の周りには他のタレントがいた。コウチーニョやスターリッジたちがね。自分への負担は少なかった。
マイケル・オーウェンとフェルナンド・トーレスは、『8番のMF』の自分としては最高の存在だったね」
スアレスのときには自分のポジションが下がっていたから、コンビネーションを作る必要はあまりなかった…とのこと。