マンチェスター・シティを経営するシティ・フットボール・グループ(CFG)は3日、「フランス2部のトロワを買収した」と公式発表した。

トロワは通称「ESTAC」(Espérance Sportive Troyes Aube Champagne)と呼ばれているクラブ。

これまで5回のリーグアン昇格経験を持っているが、2018年以降は2部リーグを戦っており、2019-20シーズンは4位という好成績を残していた。

CFGは以前フランスの古豪ナンシーの買収に動いていると伝えられていたが、今年初めにそれを断念。ターゲットをトロワに変更し、交渉を進めていた。

これにより、CFGが経営に参加しているクラブは世界で10を数えることに。

ニューヨーク・シティ(アメリカ)、メルボルン・シティ(オーストラリア)、横浜F・マリノス(日本)、四川九牛(中国)、ジローナ(スペイン)、モンテビデオ・シティ(ウルグアイ)、ムンバイ・シティ(インド)、ロンメルSK(ベルギー)、そしてトロワ(フランス)となった。

横浜F・マリノスは昨年夏に「EUROJAPAN CUP 2019」でマンチェスター・シティと対戦するという機会にも恵まれている。遠藤渓太選手がゴールを決めた(動画5:35~)が、シティが3-1で勝利を収めている。

日産スタジアムには数多くのサポーターが集まり、大きな盛り上がりを見せた。

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なお、この買収には数百万ユーロしか動いていないとのことで、少なくとも12億円以下であると報告されている。

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