この数年で大きな成長を遂げてきた中国超級リーグ。その原動力はオーナー企業から投入される大きな資金で、有力な外国人選手が加入してきた。
しかし、先日中国サッカー協会は「2021年からクラブに企業の名前を入れることを禁止する」と発表。多くのクラブが名前を変える必要が生まれた。
さらに今回『BBC』などが伝えたところによれば、中国ではさらに来年からかなり厳しいサラリーキャップ(給与制限)ルールが課せられるよう。
来季からは外国人選手1名の年俸は270万ポンド(およそ3.8億円)が最大となり、外国人選手全員の年俸総額を900万ポンド(およそ12.5億円)以下にしなければならなくなるそう。
なお、上海上港のオスカルが270万ポンドに変更された場合、なんと86%の減俸になる。
また国内選手に関しては年俸57万3000ポンド(およそ8000万円)が最大となり、それは帰化したニコ・イェナリスらにも適応される。
さらに1クラブあたりの支出は6900万ポンド(およそ96.1億円)以下に抑えなければならず、選手一人あたりの平均給与は34万4000ポンド(およそ4800万円)を超えないようにしなければならない。
このルールは即時発行されるものの、現在すでにクラブと契約がある選手については一部の免除が適応されるとのこと。
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もし詐欺や隠蔽によってこのルールを逃れようとした場合、クラブは降格処分、選手は2年間の出場停止処分が課せられるそう。