2020年も残すところわずかとなり、各地で年内最終戦が行われている。そうしたなか、トルコで起きたある出来事が話題だ。

ベシクタシュ対シヴァススポル戦で主審にスマホを突きつけた選手が退場にさせられたのだ。

問題が起きたのは、ベシクタシュが1点をリードして迎えたハーフタイム。シヴァススポルMFハカン・アルスランがスマホを持って主審に近づくと顔面付近にそれを提示した。

この行為で主審からイエローカードを提示されたアルスランは、スマホをピッチに叩きつけると、広告ボードを蹴りつけるなど大暴れ。これで2枚目を提示された彼は退場になってしまった。

主審とハカン・アルスランが揉めた理由はベシクタシュの先制ゴールにあったようだ。得点が決まる前にボールがサイドラインを出ていたのかが問題になったが、VARの末に得点は認められていた。

ハカン・アルスランは「見ろよ!」とその場面を映したスマホを提示していたようだ。確かに副審の眼の前でボールがラインを割っていたように見える画像もある(以下動画30秒~)。

『TRT Spor』によれば、ハカン・アルスランは「スマホで見た画像を主審に見せたくなった。主審が見ようとしなかったので、キレてボードを蹴ってしまった。自分が退場にさせられたことは気付かなかった」と述べていたとか。

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なお、試合は3-0でベシクタシュが勝利している。

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