かつてACミランやシャフタール・ドネツクでプレーしたブラジル代表FWルイス・アドリアーノが、新型コロナウイルスの感染中に交通事故を起こしたという。
『Daily Mail』によれば、ルイス・アドリアーノが事故を起こしたのは6日の火曜日であるとのこと。
現在パウメイラスでプレーしている彼は、日曜日に行われたクラブのPCR検査で陽性と判定され、10日間の隔離を命ぜられていた。
しかしその2日後、ルイス・アドリアーノは母親を連れて車でショッピングモールを訪れ、さらにその駐車場から出る際に自転車に乗った男性と衝突する事故を起こした。
血を流して路上に倒れているサイクリストの横に佇むルイス・アドリアーノの映像もSNSで話題になっていたようだ。
E o Luiz Adriano que acidentalmente atropelou um pedestre hoje, graças a Deus não foi nada grave 🙏🏻 pic.twitter.com/4MDDk27408
— denoca (@magodeeh) April 6, 2021
ルイス・アドリアーノは自身のInstagramで「検疫に留まるように言われていたが、運転ができない母を連れてモールのスーパーへ行った。常にマスクは着用していたが、倒れた男性を助けずにはいられなかった」と事故について説明している。
また、「我々は困難な時代に生きており、皆が安全プロトコルを守る必要がある。常に過ちから学ぶことができる」と人々に注意を呼びかけていた。
なお、ブラジルは新型コロナウイルスによる被害が最も大きい国の一つで、死者数はアメリカに次ぐ31万人超となっている。(なお、日本は9251人)