先日、イタリアの名門インテルがクラブエンブレムを変更。シンプルになった新デザインには賛否両論が巻き起こっている。

ここでは、『Soccerbible』による「近年のサッカー史上最高のエンブレム・ロゴ変更」を見てみよう。

ユヴェントス

よりシンプルで合理化されたデザインになった最初のビッグクラブは2017年のユヴェントスだ。

ただ、当初は批判の波にさらされた。

新エンブレムはこれまであった雄牛と王冠、チーム名の下に引かれた黄色のラインを削除。ユヴェントスの本質を表すシンプルなデザインへ置き換えられた。

ユニフォームにも採用されている特徴的なストライプ、勝利のシンボルであるスクデット(よく見るとJの縁取る形が盾型)、そして、ユヴェントスの象徴であるJ。

この変更で最初に理解したのは、単なる新エンブレムということだけでなく、ユーヴェがグローバルブランドになるための動きだったということ。

サッカーチームからの拡張であり、どれほどシームレスにストリートウェアに移行したか。世界で最も人気があるアスリートのひとりであるクリスティアーノ・ロナウドも加わった。この5年間のユーヴェから見てとれるのは、マーケティングにおける見事な手腕である。