リーガの会長を務めているハビエル・テバス氏が、またパリ・サンジェルマンに噛み付いたようだ。
今回リーガはファストフードチェーンのバーガーキングとパートナーシップを結び、それを発表するプレゼンテーションを行った。
そこに出席したハビエル・テバス氏は、記者から「メッシの退団などもあり、リーガは危機に瀕しているのではないか」と質問を受けた。
『AS』や『Marca』によれば、テバス氏は以下のように答えたという。
ハビエル・テバス
「スペインのサッカーは壊れていない。レアル・マドリーもバルセロナもそんな状況ではない。
ヨーロッパにある80%のクラブは、それよりも遥かに悪い状況にある。
レアル・マドリーに関していえば、彼らは多大な努力をしてパンデミックを最もうまく管理したクラブだったと思う。その結果、彼らはやりたいことを何でもやれる能力を備えた。
常に給与の費用に対して厳格な予算を適応してきた。そして選手を売ることに対しても戦略を持っていた。
いかなる妥協も行わないことによって状況はよりよくなり、資金調達にも手を付けられるようになった。
サンティアゴ・ベルナベウの改築費を30年ローンで支払うことができるのも、経済的な能力があり、健全な状態だからだ。
一方、パリ・サンジェルマンは『インチキ』をしている。だからレアル・マドリーはパリ・サンジェルマンにはなれない。
パリ・サンジェルマンは6億ユーロ(およそ777.8億円)に近い給与を支払っているが、不可能なことだ。フランスの放映権料は40%まで下落しているのだ」
今夏リオネル・メッシを獲得するなど大型補強を行ったパリ・サンジェルマン。その経営状況は明らかにおかしい…と感じているようだ。