この夏にリヴァプールからモナコに移籍した日本代表FW南野拓実。

新天地フランスでは確固たる地位を築くかと思われたが、思わぬ苦戦を強いられている。控えが定位置になりつつあるなか、スタッド・ランス戦でようやく初ゴールを決めてみせた。

仏紙『Le Quotidien du Sport』は、南野が初ゴールを決める前の段階で「今シーズン最悪の失敗作」と酷評していたそう。

「この日本人はモナコの試合をスピードアップさせ、攻撃に動きをもたらす必要があった。だが、彼は67分以上プレーしていない。交代か途中出場。フィジカル的にひどく脆弱で、デュエルのインテンシティに苦しんでいるように見える。なぜ彼がプレミアで勝てなかったのか理解できた」と断罪していたとか。

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そうしたなか、『Liverpool Echo』は、南野はリヴァプールでのラストシーズンには2冠獲得に貢献したと指摘しつつ、初ゴールを決めたことで仏紙はその低評価をあらためるかもしれないと伝えている。リヴァプール紙は今でも南野の貢献を忘れていないようだ。

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