このほど行われたブラジルの大統領選。
ルーラ氏が現職のジャイール・ボルソナーロ氏を破り、2010年以来となる返り咲きを果たしている。
ブラジル代表で10番を背負うネイマールはボルソナーロ支持者として、彼への投票を呼びかけていた。
ジャーナリストのフアン・アランゴ氏によれば、元ブラジル代表ジュニーニョ・ペルナンブカーノはルーラ氏の勝利が決まった後にこんな発言をしていたそう。
「ネイマールのような右翼的なブラジル選手がファシストを支持しているのを見ると気分が悪くなる。
我々は貧しい出自だし、人民だ。どうして反対側を支持できるのか」
反ボルソナーロであるジュニーニョは、ブラジルを離れてフランスで暮らしている(古巣リヨンでSDを務めていたが、昨年末に離職)。また、政治的な意見の不一致で親族や友人の8,9割と絶縁状態にあるとも。
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彼は2020年の『Guardian』のインタビューでも「問題はブラジルの上位層には強欲という文化があることで、常により多くの金を欲しがる。それは自分たちが教えられたことであり、学んだことでもある。だから、ネイマールが悪いのか、それともブラジル社会が悪いのか?選手としての彼と人としての彼を区別する必要がある。選手としては世界のトップ3に入るが、人としてはギルティだと思う」と述べている。
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