南米予選を4位で突破し、カタール・ワールドカップ出場を掴み取ったエクアドル代表。

ただ、予選8試合に出場したバイロン・カスティージョが実はコロンビア生まれただったという国籍詐称疑惑がかけられている。

代替でW杯出場を狙うチリはFIFAが6月に下した問題なしという裁定に対して控訴をしていたが、FIFAはそれを却下。すると、チリはこの問題をスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した。

『BioBioChile』によれば、CASはチリの訴えを支持し、エクアドルに虚偽の書類による不正な国籍取得があったとして、同国への制裁を決定したとのこと。

エクアドルに対する処分は南米予選での勝点3剥奪。ただし、それが適用されるのは、2026年大会になる。

つまり、エクアドルは次回予選は勝点マイナス3からのスタートになる。そのため、今大会への影響はなく、カスティージョもW杯に出場できるとのこと。

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エクアドルは法廷闘争になったチリとペルーに対して10万スイスフラン(1476万円)の費用負担をすることも科されたという。ただ、チリ側はエクアドルに対して損害賠償請求を行う構えだとか。

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