開幕が間近に迫ってきたFIFAワールドカップ・カタール大会。
このほど、試合が開催される8つのスタジアムで大会期間中にビールの販売はしないと発表された。
イスラム国であるカタールでは酒類の販売が厳しく制限されている。ただ、FIFAのメインスポンサーであるバドワイザーはW杯でのビール独占販売権を持っており、これまでは「スタジアム内の一部エリア」でアルコールが提供されるはずだった。その方針が開幕2日前に変更された形。
『STV』によれば、スウェーデン代表のヤンネ・アンデション監督はこの件についてこう述べていたそう。
「これだけは言える。自分がサポーターだったら、発狂しているだろう。
サッカーの試合を観に行くなら、ビールを飲めるべき。
私はビールが好き、それは認める。ただ、最も重要なものでもないがね。
ビールを飲めないW杯を観に行くのは全く理解できない」
スウェーデンは予選で敗退しており、今大会には出場しないが…。
なお、カタールのスタジアムではノンアルコールビールは提供される。