日本代表としてワールドカップを戦った谷口彰悟。川崎フロンターレではキャプテンを務める主力だったが、31歳にしてカタールリーグへの移籍を決断した。
25日には川崎サポーターからの要望による送別会も行われ、2000人以上のファンたちがつめかけた。
その谷口はDAZNの「やべっちスタジアム」で移籍を決断した理由をこう説明した。
「もともと海外に行ってチャレンジしたいという思いはずっと持っていはいたんですけど、プロに入ってから。
決断は、今年で最後だなというか、今シーズンは3連覇して終ろうと思って(シーズンを)スタートしたというか。
フロンターレを離れるっていうところは、一番悩みましたし、決断もつらかったなっていうところですね。
やっぱり、僕を育ててくれたチームですし、このチームでやれたからこそ、サッカー選手としてもそうだし、ひとりの人間としても大きく成長できたと思っているので。
次のステージに進みたいなっていう気持ちが強くなったので…そういう決断になりました」
「(2635名のサポーターが駆けつけた送別会については)
それだけたくさんの方に来ていただけたのは凄く嬉しかったです。
サポーターの皆さんの前に立って話すと、結構色んな感情が出てきて危なかったんですけど(笑)、でも、決断した姿を見て欲しかったので」
「まずはチームを変えて、そこで自分がどれだけできるのかっていうところを試したい。
もちろん、その移籍先で終わるつもりはないというか、チャンスがあれば、常に上を目指していきたいっていうところで考えてはいるので。
この歳になっても成長できるし、上を目指せるところを色んな人に見せたいなっていう思いは強いので。
成長したいとか、もっとうまくなりたいっていう気持ちを常に大事にしながら、一日一日を積み上げて、積み重ねていきたいなと思っています」
サポーターに挨拶した際には思わず感極まり、泣きそうになっていたようだ。
ただ、カタールで終わるつもりはなく、そこからさらにステップアップしたい思いもあるとのこと。
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また、カタールに面白そうな場所はありそう?という問いには、「プライベートはどうですかねぇ…矢部(浩之)さんのほうが詳しいかもしれない(笑)。(W杯の取材で)行かれてたので」と回答。そのうえで、アテンドできるくらい情報収集はしておくので遊びに来てくださいとも宣言していた。