イングランド3部に当たるリーグ・ワンで、非常に珍しい場面が起こったと話題になっている。

試合はボルトン・ワンダラーズ対フォレスト・グリーン・ローヴァーズ。試合開始からわずか6分でディオン・チャールズが先制点を決め、スコアは1-0となった。

問題の場面は28分。ペナルティエリアでのポジション取りの際、ボルトン・ワンダラーズのエリアス・カチュンガが相手選手の土手っ腹にパンチ!(38秒~)

しばらく試合が流れたあとでレフェリーの笛が鳴り、副審との協議の末にレッドカードが提示されたのだが…なんと対象はディオン・チャールズだった。先制点を決めたヒーローなのに…人違いで退場させられてしまったのである。

なお試合後、ボルトン・ワンダラーズのイアン・エヴァット監督は「間違いはあったとはいえ、エリアス・カチュンガがみんなをガッカリさせたのは否定できない。規律の欠如は受け入れられない。彼はみんなに謝罪した」と話していたそう。

ただ「副審が場面を発見するのはいいが、事件の場所からかなり離れた位置にいた選手を退場させるのは困惑する。イングランドにはVARを設置するに十分な資金があるはずだよ」とビデオ判定導入を訴えていたそうだ。

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ちなみにこの試合、ボルトン・ワンダラーズは10人になったものの1-0で勝利を収めている。もし逆転で負けていたらもっと大きな問題になったはずだが…。

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