先日までウズベキスタンで行われたU20アジアカップ。U-20日本代表は準決勝でイラクに敗れたが、U-20W杯に出場権は確保した。

ジョーカー的な役割として存在感を見せつけたのが、永長鷹虎(えいなが たかとら)だ。

コーチとして大会に帯同した内田篤人は、DAZNのFOOTBALL TIMEでこう話していた。

「鷹虎はおもしろいですよ。何て言うんだろうな…(プレーが)読めないよね。

こういう選手って、作って生まれる以上に彼のセンスとか感覚っていうのが大事なんだろうなと思う。

ある程度自由に、行ってらっしゃい!みたいに解き放しちゃうぐらいのほうが彼は。俺も見てておもしろいもん。

去年かな、腹筋やってみろって言ったら、腹筋できないっすよ、やったことないっすみたいな感じで。

そういうところも伸び白としてはかなりあるし。でも、彼なんかはやんないほうがいいかもね。好きなようにやらせたほうがいいかもしれない。

選手としては足りない部分もあるけど、彼にしかできないプレーっていうのは非常にあるので、見ていておもしろかったね。

出て欲しいなぁ、Jリーグで。鬼木さん(鬼木達監督)、使ってくれないかなぁ。勝手なあれですけど。

彼がボールを持つとスタジアムが『うぉ!』みたいな、またあいつだ(みたいな)。

『スラムダンク』でいう、沢北と流川くんの感じ」

永長は川崎フロンターレに所属する19歳のレフティドリブラー。去年の段階では腹筋もろくに出来なかったというが、内田はむしろできなくてもいいくらいの才能を感じているようだ。

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ちなみに、「たかとら」という名前は、野球が好きな父が息子が生まれた2003年のセパ優勝チーム(鷹=福岡ソフトバンクホークス、虎=阪神タイガース)からとったもの。

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