今シーズン限りでバルセロナとの契約を解除し、15年過ごしたクラブを退団することが決まったスペイン代表DFジョルディ・アルバ。

ジェラール・ピケやセルヒオ・ブスケツとともに、バルセロナの象徴的な存在であった選手がチームを去っていく。その最後のお別れとして、今回カンプ・ノウで記者会見とセレモニーが行われた。

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、彼を退団させなければならなかった状況を嘆きながらも、アルバの判断に対して涙ながらの感謝を述べていた。

ジョアン・ラポルタ

「給与を放棄することでクラブを財政的に助けてくれたジョルディ・アルバに感謝したいのだ。それができるサッカーのプロ選手は多くはない。

彼自身の意志によるものだった。それによってバルセロナを助けてくれた。この公の場で、彼の素晴らしい行動に感謝しなければならない」

またセレモニーではバルセロナで何年もコンビを組んでいたリオネル・メッシからのビデオメッセージも上映されていた。

リオネル・メッシ

「こんにちは、いい男。この特別な日にそちらへ行きたかったよ。バルセロナでの最後の日を楽しんでくれ。

何年も戦ってきた君にふさわしい敬意を表するよ。君が恋しい。多くの幸せがこれから訪れるように祈っている。またすぐに会おう」

このメッセージに対して、ジョルディ・アルバは「メッシはマジにそんな事を言ったのか?」とツッコんでいたそうだ。

そして彼との関係について聞かれると「メッシがゴールを決めるだろうと分かっていたから、常に彼にパスをしようと思っていたよ。どんなにディフェンダーがいても気にせずにね」と絶大な信頼を持っていたことを明かしていた。

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ちなみに今のバルセロナのチームに関しては「選手たちはみんなよく走るよ。レヴァンドフスキを除いてね!」と話していたとか。

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