バルセロナは24日、スペイン代表DFジョルディ・アルバが今シーズン限りでチームを離れると公式発表した。

ジョルディ・アルバは今年33歳になるサイドバック。元々バルセロナのアカデミーで育ったが、一度退団したあとで2012年に復帰したという経歴を持つ。

それ以来11シーズンに渡ってプレーし、リーグだけでも300試合以上に出場するなど長い間絶対的なディフェンダーの1人として活躍してきた。

しかしながら、今季はチャビ・エルナンデス監督の下でベンチに座ることも多くなっており、クラブの財政難もあってその給与額の多さが問題になっていると伝えられていた。

彼自身は3月に「給与を下げる意志はある」と話していたが、今回1年残っていた契約を解除して退団することを決めたようだ。

ジョルディ・アルバは今回クラブを離れる決断をしたことについて、ビデオの中でこう語っている。

ジョルディ・アルバ

「すべてのことについて熟考して評価した結果、身を引くのが最善であると信じている。バルセロナの選手としては今シーズンが最後になることを発表するよ。

簡単な決断ではなかった。僕はバルセロナのサポーターが最高だと思っている。幸せで穏やかな気持ちを持って別れたい。

日曜日にカンプ・ノウで会おう。感謝しているよ」

ジョルディ・アルバが受け取っていた給与は年2000万ユーロ(およそ29.8億円)ほどであったと伝えられており、これはレヴァンドフスキと同程度であったようだ。