サウジアラビア1部リーグに昇格したアル・アハリは28日、「チェルシーからセネガル代表GKエドゥアール・メンディを獲得した」と公式発表した。
The Lion of Téranga protects our goal 🇸🇳🧤🔐 @edou_mendy_#WelcomeMendy
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— Al-Ahli Saudi Club (@ALAHLI_FCEN) June 28, 2023
Silverware and success. 👊 pic.twitter.com/YE7kRn8G0D
— Chelsea FC (@ChelseaFC) June 28, 2023
エドゥアール・メンディは1992年生まれの31歳。2020年に当時のディレクターであったペトル・チェフの推薦によりレンヌから獲得されたゴールキーパーだ。
イングランドに慣れずに不安定なプレーをしていたケパ・アリサバラガに代わってレギュラーポジションを確保し、2020-21シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ1大会最多タイ記録となる9回のクリーンシート(無失点)を達成。優勝に大きく貢献していた。
しかしながら今季は逆に怪我もあってケパ・アリサバラガにポジションを奪われ、給与額が低かったこともあってチェルシーとの契約交渉が難航していると伝えられていた。
なお、移籍金については1900万ユーロ(およそ29.8億円)、年俸については1200万ドル(およそ17.3億円)+300万ドル(およそ4.3億円)のポーナスという条件になっているそうで、契約は2026年までの3年間だとか。
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メンディは元々名門ル・アーヴルの下部組織出身であるがユース時代に放出されており、小クラブのシェルブールでシニアデビューしたという経験を持つ。
しかも2014年にはシェルブールを退団して1年間無所属の状態となっており、22歳の段階で失業保険を申請していたというエピソードで有名である。