イングランド・プレミアリーグのアーセナルが、ウェストハム・ユナイテッドのイングランド代表MFデクラン・ライスを獲得することになったとのこと。
最終的にクラブ間で合意された移籍金の額は1億ポンド(およそ180億円)で、それに500万ポンド(およそ9億円)がボーナスとして加えられるとのことだ。
これはニコラ・ペペの7200万ポンド(およそ130億円)を大きく超えるクラブの最高額記録となる。また、イングランド人選手の移籍金記録としてもジャック・グリリッシュと並ぶ最高額になる可能性がある。
ウェストハム・ユナイテッドは2025年までに2回の分割払いを望んでいる一方、アーセナルは4年間で4回払いを求めているとのことで、その点の調整のみが交渉のハードルになっているという。
ただこれも破談に至るほどの差があるわけではなく、価格についてはすでに全面的な合意が形成されており、両者ともに前向きな動きを行っているとのこと。
なおデクラン・ライスはアーセナルに対して週給25万ポンド(およそ4500万円)、年俸にすればおよそ1300万ポンドとなる条件を求めているようだ。
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『Daily Mail』によれば、マンチェスター・シティもデクラン・ライスの獲得に向けて交渉に臨んでいたものの、最終的なオファーは9000万ポンドで、1億ポンド以上の移籍金を支払うことには消極的だったそう。
そのためマンチェスター・シティはアーセナルが1億ポンドを超えるオファーを出した段階でデクラン・ライスの獲得レースからは撤退したとのこと。