ついに開幕したFIFA女子ワールドカップ。初出場のモロッコは24日にドイツとのグループステージ初戦を戦う。
BBCなどによれば、25歳のDFナヒーラ・ベンジーナは、女子W杯で初めてヒジャブを着用してプレーする選手になる見込みだそう。
ヒジャブはイスラム圏で女性が被る伝統衣服。FIFAは2014年にその着用を許可した。
モロッコは女子W杯で初めてプレーするアラブチームにもなるが、FIFAランキング2位のドイツとは70位の差がある。
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それでも、キャプテンは「いいイメージを残すために、予選突破したモロッコの成果を示すために大きな責任を負わなければならないと感じている。私たちにとって大きな節目であり、ドイツ戦が他の試合への道を切り開くことになるのを期待している」と意気込みを口にしていたそう。